2014年10月29日

バレル研磨装置 金属部品のバリ取り・表面研磨に


こちらの装置、最近ホームページの「特殊加工装置」のページに掲載したのですが、「遠心バレル研磨装置」といいます。

「バレル」。
原油価格などでよく「1バレル○○円」とか言いますよね。あのバレルです。
「樽」です。

動作イメージとしては、その「樽」の中に、ワークと研磨材(メディア)と水とコンパウンドを入れて、洗濯機のようにガラガラ回して磨きます。

昔ながらの里芋の皮むき機、ご存じですか?



水と一緒にがらがら回して里芋の皮をむく、イメージとしてはこんな感じです。

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この「遠心バレル研磨装置」で、どのような研磨ができるかと言いますと、高精度な磨きには向きませんが、例えば金属部品のバリ取り、表面の艶出しなどに使われます。


メディアと言われる研磨材は、写真のような三角柱の大きいものや小さいもの他に、球状のもの、円柱・円錐状のものなど、大小、形も様々です。
対象のワークの大きさ、形状、磨き方に合わせて使いわけ、磨いていきます。

仕上がりのイメージはこのような感じ。


プレス断面のバリ取り〜面取り、表面は光沢が出るくらいの研磨ができます。
(これ以上の表面仕上げにはバフがけ等が必要です。)

主に金属部品などの研磨加工に利用されますが、水晶振動子に使われる水晶の研磨にも使われるそうです。

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テクノライズでは、半導体などの超高精度の研磨加工だけでなく、このような研磨装置の取り扱い、また様々な研磨についてのご相談に応じています。

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